そーかの書き溜め

ツイートでまとめきれないこと

推しが消えるということ

VTuberは日々数が増えていくが、そうなると、消えていく人ももちろんいる。

 

先日、歌声が素敵なあの方が引退した。

 

あまりにも唐突だった。

 

 

3日前まではごく普通にTwitterをし、生放送もしていた。

 

2日前に引退を発表し、先日、引退配信を終えた。

 

僕はその場に立ち会うことができなかった。

 

2日間で折り合いをつけられなかったからだ。

 

今思えば、折り合いをつけるために引退配信を見るべきだったかもしれない。

 

 

引退発表をしたその日、別の推しグループが1stライブをしていた。

 

推しのグループがライブの大成功を収めると同時に、別の推しが引退発表をしたのである。

 

 

当時の僕は、この現実に耐えきれなくなり、物理的に距離を置くことにした。

 

Twitterでミュート、チャンネル登録を一時的に解除、etc. …

 

 

僕は、推しを"永遠"にした。

 

 

つもりだった。

 

 

 

VTuberは永遠ではない。

 

いつか死ぬものである。

 

それを気づいた時には、推しはもういなかった。遅すぎた。

 

その夜、気を抜いたら涙が出ていた。

 

運営に対するやるせなさ

最後まで応援できなかった自分の恨み

"そのVTuberとしての"弾き語りを聴けなくなるつらさ

 

 

「もっとちゃんと君を見てれば」

「もっとちゃんと」って

今更 気付いても遅いよな

「もっとちゃんと君を見てれば」

「もっとちゃんと」って

今 気付いたって 何の意味があるんだ

(たばこ/コレサワ より)

 

 

どこかの誰かが言っていた『推しは推せるときに推せ』

 

変化が激しいVTuberだからこそ言えるのだと、身をもって理解した数日間であった。

 

 

 

 

卒業おめでとう。

 

またいつか、その蒼い羽を見られる日を信じて。